この記事では、ドラパルトexデッキについて解説する。デッキのコンセプトや回し方、ドラパルトexデッキの対策など。2026年環境(H・I・Jレギュレーション)対応。
ドラパルトexデッキの概要
デッキのコンセプト

ドラパルトexデッキは、強力なワザを持つドラパルトexを中心に戦うデッキ。
ベンチポケモンにダメカン6個を好きなように乗せられるワザ「ファントムダイブ」を使い、少ない攻撃回数で確実にサイドを取り切ることを目指す。
ドラパルトex

全体的に強いことしか書いていないポケモンであるが、最初に触れるべきはワザ「ファントムダイブ」だろう。
ダメカン6個を、相手のベンチポケモンに好きなようにのせる。
まずは極端な例えをしよう。相手のベンチポケモン5匹全員が残りHP10で残っている場合、「ファントムダイブ」でダメカンを1個ずつ乗せていけば相手のベンチポケモンが全滅する。サイドを5枚以上一気に取得し、一発で逆転勝利を決めることができる。
いやいやそんな場面、実際にはありませんよと思うかもしれない。が、それに近いことを成し遂げてしまうのがドラパルトexであり、「ファントムダイブ」である。バトル場に200ダメージを与えながら、ダメカンを1個単位でばら撒いていくことで、相手ポケモンのHPを調整しながら対戦を進めることができるのだ。
今度はより現実的な例えをしよう。まず、「ファントムダイブ」で相手のバトル場のオーガポン いどのめんex(HP210)に200ダメージ、ベンチのキチキギスex(HP210)にダメカン1つ(10ダメージ)、ヨルノズク(HP100)にダメカン5つ(50ダメージ)を与えたとする。

次の番、「ボスの指令」でキチキギスexをバトル場に呼び出し、「ファントムダイブ」する。そうすると、バトル場のキチキギスexは残りHPが200なので、ちょうど200ダメージを受けきぜつ。オーガポン いどのめんexは残りHPが10だったのでダメカン1個できぜつ。ヨルノズクは残りHPが50だったので、残りのダメカン5個できぜつ。最初に極端な例えをしたような、サイド5枚取りに成功だ。

このように、「ファントムダイブ」で相手の場のダメカンを調節し、最後の「ファントムダイブ」で一気に刈り取る。1匹で完結する悪魔のような戦術。それがドラパルトexの強さである。
その他にもドラパルトexの強みはあるのだが、多いので、以下に列挙する。
- 高いHP、弱点なし
2進化ポケモンゆえの高HP(320)、および基本的に*弱点の存在しないドラゴンタイプ。一撃で倒されづらく、「ファントムダイブ」を連発しやすい。
*リーリエのピッピexの特性「フェアリーゾーン」により弱点を付与されるケースあり。 - 「テラスタル」の恩恵
最も嬉しいのは「きらめく結晶」でワザを使うためのエネルギーを減らせること。次点で、ベンチにいる時にワザのダメージを受けないこと(忘れがち)。その他、「テラスタルオーブ」で手札に加えられたり、「ブライア」の恩恵を受けられたりなど。詳しくは → テラスタルポケモンについての記事 - ドラパルトexと相性のよいカードが多数存在
1枚でエネルギーを賄える「ネオアッパーエネルギー」、ワザを使うためのエネルギーを効率よく満たせる「アカマツ」など。 - 逃げるためのエネルギー1枚
非常に動かしやすい。1体目のドラパルトexで「ファントムダイブ」したあと、逃げて、2匹目のドラパルトexを出してみたり。 - ワザ「ジェットヘッド」
「ファントムダイブ」が撃てないときに使うワザではあるが、エネルギーにタイプの指定がなく、70ダメージで絶妙に相手のポケモンを削ることができる。そう、これも次の「ファントムダイブ」のための布石。
ドロンチ

実はドラパルトexデッキはドラパルトexの「ファントムダイブ」が強いだけのデッキではないんですにょ。毎日「ていさつしれい」を使ってデッキを支えているドロンチのデッキです。
(引用:色々な十字架『LOST CHILD』)
自分の番に1回使える。自分の山札を上から2枚見て、どちらか1枚を選び、手札に加える。
残りのカードは、山札の下にもどす。
というと流石に言いすぎではあるが、ドロンチの「ていさつしれい」が非常に重要であることは間違いない。
ただ山札を1枚引くだけでも嬉しいのに、2枚見て、好きなほうを手札に加えられるのだ。手札に加えなかった1枚は山札の下へ行くので、どんどん山札を上から掘っていくことができ、非常に効率がよい。手札にサポートがなくても、「ジャッジマン」されても、ベンチにドロンチさえいれば安心。「ていさつしれい」しているうちに欲しいカードが手に入る。
ドラパルトexなしで、ドロンチ(とドラメシヤ)だけで他のデッキに出張していることもあるくらいに「ていさつしれい」は便利な特性。そして、それだけ強力な特性を最も効率よく使えるのは、ドロンチが「ていさつしれい」役と進化元を兼ねられるドラパルトexデッキである。やっぱりドロンチのデッキかもしれない。
ドラメシヤ

進化ラインを逆の順番で紹介する形になってしまった。ドラメシヤも、ケチの付け所がないたねポケモンである。
何より、HPが70(「なかよしポフィン」でベンチに出せるなかで最もHPが高い)であることと、1エネルギーで逃げられること。この二つが嬉しいポイントである。
今の環境では、進化元になるたねポケモンはHP70が最も使いやすい。
HP80以上だと「なかよしポフィン」で出せないので、基本的には「ポケパッド」に頼ることになってしまう。「ファイトゴング」があるリオル(メガルカリオexデッキ)や、「むしとりセット」があるフシギダネ(メガフシギバナexデッキ)あたりはHP80でも十分に戦えるが、そういった手段を持たないポケモンは「なかよしポフィン」で出せないだけでかなり苦しい。ソルロックの「コスモビーム」で倒されないとかメリットもあるのだが、正直デメリットのほうが大きい。



HP60以下だと、様々なワザや特性で絶妙に倒されやすく、進化にたどり着くのが困難になりがち。なお、最もキツいHP60の壁が、ドラパルトexの「ファントムダイブ」である。HP60のポケモンを2匹並べても、「ファントムダイブ」1回で消し飛ぶのだ。
デッキを支える重要なカード
スボミー

こんな人畜無害な顔をしておきながら、現環境でもトップクラスに凶悪なワザ「むずむずかふん」を持つポケモン。
次の相手の番、相手は手札からグッズを出して使えない。
どんなデッキにでも採用されるスボミーだが、ドラパルトexデッキとの相性は一際良い。
- 「なかよしポフィン」でスボミーを出すことができる。
- 逃げるためのエネルギーが1枚のポケモンがほとんどなので、バトルポケモンを逃がして「むずむずかふん」しやすい。
- 「ファントムダイブ」用のエネルギーを準備するために時間がかかるので、「むずむずかふん」で時間を稼げると都合がよい。
- 「ていさつしれい」が自分の番ごとに使えるので、時間を稼いでいる間に自分だけ準備を進められる。
スボミーが「むずむずかふん」している間に自分はドロンチの「ていさつしれい」を使いながらエネルギーを準備し、ドラパルトexが「ファントムダイブ」できるように場を整えていくのがドラパルトexデッキの基本である。
キチキギスex

多くのデッキに入るカードだが、ドラパルトexデッキにおいても非常に重要。
前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていたなら、自分の番に1回使える。
自分の山札を3枚引く。
この番、すでに別の「さかてにとる」を使っていたなら、この特性は使えない。
スボミーの「むずむずかふん」から入ることが多いが、HPが30しかないスボミーはそのうちに倒される。そのタイミングで「さかてにとる」し、山札を3枚引いて反撃の準備をしよう。何なら、2匹目のスボミーや、「夜のタンカ」で回収したスボミーでもう一度「むずむずかふん」してもいい。そのスボミーが倒されたあと、さらに「さかてにとる」し、山札を3枚引くことができる。
ワザ「クルーエルアロー」も、1枚エネルギーさえ貼っておけば、「アカマツ」でいつでも起動できる便利なワザである。相手のエネルギーがついた進化前のポケモンを狙撃するなど、ちょいちょい活躍する。
アカマツ

「ファントムダイブ」用のエネルギーを賄うサポート。
自分の山札から、それぞれちがうタイプの基本エネルギーを2枚まで選び、相手に見せて、どちらか1枚を手札に加え、残りのエネルギーを自分のポケモンにつける。そして山札を切る。
山札から基本炎エネルギーと基本超エネルギーを選び、片方を「アカマツ」の効果でドラパルトexにつけ、もう片方を手札に加える。その後、手札に加えたほうのエネルギーを手札から貼れば、一気に「ファントムダイブ」のエネルギーを満たすことができる。
「大地の器」亡き今、山札からエネルギーを供給する手段としても有用な「アカマツ」。基本エネルギーを複数種類採用する必要があるドラパルトexデッキは、「アカマツ」を無理なく採用できるのが魅力の一つ。また、マシマシラを採用している場合は「アドレナブレイン」用の基本悪エネルギーも用意できる。
サンプルデッキレシピ
カードリスト

デッキコード「Ln9nng-KVS8B3-9LnQnn」
レギュレーション「Hレギュレーション(H・I・J)」
環境「ムニキスゼロ」
採用が分かれるカード
ヨマワル・サマヨール・ヨノワール



特性「カースドボム」で、自らのきぜつと引き換えに相手ポケモン1匹にダメカンを乗せるサマヨールとヨノワール。ヨノワールのほうが進化させるのが大変な分、乗せるダメカンが多い。
ドラパルトexの「ファントムダイブ」に「カースドボム」を加えることで、相手のポケモンをよりボコボコに破壊することができる。ヨノワールの「カースドボム」であればダメカン13個、130ダメージなので、バトル場にダメカンを乗せればドラパルトの「ファントムダイブ」でHP330のポケモンまで倒せるようになる。一方、ベンチにダメカンを乗せれば、130ダメージで1匹倒したり、「ファントムダイブ」のダメカン6個と合わせてHP190のポケモンまで倒したり。サイドを一気に取るために大きな貢献をしてくれる。
ドラパルトexの余らせた「ふしぎなアメ」でヨマワルからヨノワールに一気に進化できたり、実は基本超エネルギーでワザが使えたりと、「ファントムダイブ」抜きにしても相性はバツグン。
欠点は、スボミーに加えて「カースドボム」まで相手にサイドを献上してしまうため、「ファントムダイブ」が間に合わなければそのままスピード負けしてしまうことと、特性「しめりけ」のコダック1枚で「カースドボム」が対策されてしまうこと。この辺は、そのとき周りに流行っているデッキ次第なところがある。状況に応じて「カースドボム」を使わないタイプのドラパルトexデッキにするのもアリ。
マシマシラ

マシマシラの採用理由は、基本的に特性「アドレナブレイン」。
このポケモンに悪エネルギーがついているなら、自分の番に1回使える。
自分の場のポケモン1匹にのっているダメカンを3個まで選び、相手の場のポケモン1匹にのせ替える。
「カースドボム」同様に、バトル場やベンチにダメカンを乗せることで、「ファントムダイブ」で相手のポケモンを倒す補助ができる。また、相手のデッキにマシマシラが採用されている場合、「ファントムダイブ」でせっかく乗せたダメカンを「アドレナブレイン」で返されやすい。そんなときは、こっちも「アドレナブレイン」でダメカンを投げ返そう。
特性を使うために悪エネルギーが必要なので、デッキにはマシマシラ用の基本悪エネルギーを採用することになる。「むずむずかふん」で時間を稼いで手札からエネルギーを貼る時間を作ったり、「アカマツ」で付けたりなど、ドラパルトexたちを育てるついでにマシマシラを準備したい。
スタジアム「危ない廃墟」の採用がある場合、能動的に自分のポケモンにダメカンを乗せられるため、「アドレナブレイン」を活かしやすい。
バシャーモex

特性「たぎるとうし」が強力な人。
自分の番に1回使える。
自分のトラッシュから基本エネルギーを1枚選び、自分のポケモンにつける。
最近のドラパルトexデッキはエネルギーの用意を「アカマツ」に頼りがちだが、「アカマツ」を使ってしまうとその番には他のサポートが使えないし、一回の対戦で「アカマツ」が使える回数にも限りがある。バシャーモexがいれば、「たぎるとうし」できるのでエネルギー不足にはかなり悩まされづらくなる。マシマシラの「アドレナブレイン」を起動しやすくなるのも嬉しいポイント。
ドラパルトexとは「ふしぎなアメ」および基本炎エネルギーを共用することができて相性がよい。また、炎タイプであることを活かし、弱点を突けるポケモン(草タイプ、鋼タイプなど)を「バーニングソルト」で攻撃するのも強力な動き。
ACE SPEC



- 「アンフェアスタンプ」
最近はもっぱらこれ。レギュレーション変更後、「アンフェアスタンプ」を受けた後の手札2枚から復活できないデッキが多く、非常に刺さりが良い。「ファントムダイブ」の性質上、受けて→逆転するみたいな動きが取りやすいことも相性のよいポイント。 - 「ネオアッパーエネルギー」
これがあれば、「アカマツ」なしでも一気に「ファントムダイブ」を放つことができ、かなりエネルギーの管理が楽になる。特殊エネルギーを手札に加えられるサポート「トウコ」との相性がよい。 - 「きらめく結晶」
昔はドラパルトexデッキのスタンダードなACE SPECだったのだが、「トウコ」が登場して「ネオアッパーエネルギー」にその座を譲った感がある。自分の「ジャミングタワー」で消えるし、結局これ付けても1枚エネルギーを用意する必要があるしなぁ。
デッキの回し方
- じゃんけんに勝ったら
→ 先行と後攻、どちらがよいかは諸説ある。先行だと早期の「ファントムダイブ」で相手を壊滅させやすく、後攻だと最初の番から「むずむずかふん」できる。どっちでも強いので、両方試してお好みの方を取ろう。
- スタートするポケモン
→ ドラメシヤ、スボミーあたりが嬉しい。ヨマワルやキチキギスexは出さない試合もあり、あんまり最初に置きたくはない。ニャースexでスタートしたら泣こう。(「おつかいキャッチ」が使えないため)
序盤(1~2回目の番まで)
「むずむずかふん」を使う
最初は「むずむずかふん」で相手の動きを止めながら、ドロンチで「ていさつしれい」してゆっくり準備したい。
「なかよしポフィン」でドラメシヤついでにスボミーをベンチに出し、バトルポケモンを逃がして「むずむずかふん」するのが王道の動きである。バトルポケモンを逃がすためにはエネルギーを貼って逃がしてもいいが、ラティアスexの「スカイライン」を使えると効率がよい。



ドラメシヤ、ドロンチを並べる
スボミーが「むずむずかふん」で時間を稼いでいる間、可能な限りドラメシヤとドロンチを並べていこう。
バトル場で「むずむずかふん」、ベンチで「ていさつしれい」しながらドロンチたちにエネルギーが付いていくのが理想的な状況である。「ていさつしれい」では、エネルギーや、ドロンチを増やすカード(「ポケパッド」など)を優先して手札に加えてこよう。もちろん、サポートが手札になければサポートを手札に加えるのも優先したい。
可能な限り「リーリエの決心」を使う


ドラパルトexデッキは、かなり「リーリエの決心」と相性がよい。すぐにサイドを取らず「むずむずかふん」から入るため、「リーリエの決心」で8枚山札を引ける期間が長いからである。
自分の手札をすべて山札にもどして切る。その後、山札を6枚引く。自分のサイドの残り枚数が6枚なら、引く枚数は8枚になる。
可能な限り、序盤は番ごとに「リーリエの決心」を使っていきたい。「なかよしポフィン」や「ポケパッド」、エネルギーをどんどん引いて、ベンチのポケモンたちを育てよう。
「リーリエの決心」が手札に引けていないなら、ニャースexの特性「おくのてキャッチ」で山札から手札に加えたい。ニャースex自体は「ハイパーボール」で手札に加えてくることができる。
中盤~終盤(3回目の番以降)
「ファントムダイブ」で相手のポケモンにダメージを与えていく
ベンチにドロンチが並び、エネルギーを準備できたらドラパルトexで「ファントムダイブ」を使っていこう。
ドラパルトexがワザを使うためのエネルギーは自分の番ごとに手札から1枚ずつ貼っていくのが基本だが、「アカマツ」を1回使っておくと、一気にエネルギーを増やすことができ、「ファントムダイブ」にも繋げやすい。
「ファントムダイブ」は、相手のポケモンを一気にきぜつさせられるように使いたい。そのほうが、相手に「さかてにとる」や、「アンフェアスタンプ」を使われにくくなるからである。1回目の「ファントムダイブ」はサイドを取ることよりも、次以降にまとめてサイドを取れるようにダメカンを乗せるのがオススメ。
進化元のポケモンを「ファントムダイブ」で倒しておいたほうがよいケースや、せっかく乗せたダメカンを回復されるケースもあるので、ダメカンを貯めておいて一気にきぜつさせるのが絶対によいとは一概に言えない。状況に応じた判断が要求される、難しいところである。
また、相手のバトルポケモンのHPが低い場合、「ファントムダイブ」をそのまま打ち込むとバトル場に与えるダメージの大部分が無駄になってしまう。そういうときは「むずむずかふん」でお茶を濁してみたり、「ボスの指令」でベンチポケモンを呼び出してから「ファントムダイブ」するのがよい。
他のデッキと戦うときに意識すること
メガルカリオex


- ルナトーンを倒し、「ルナサイクル」を止める
メガルカリオexデッキの核となっているのは「ルナサイクル」で手札を補充するルナトーン。「ボスの指令」で呼び出して「ファントムダイブ」するか、「ファントムダイブ」のダメカンで倒したい。
- 「アンフェアスタンプ」が有効
メガルカリオexデッキ側の手札補充はルナトーンの「ルナサイクル」に依存しており、「アンフェアスタンプ」後に闘エネルギーを引けなければそのまま止まってくれる。「アンフェアスタンプ」はかなり有効。
- 「ジャミングタワー」が有効
ACE SPECとして「マキシマムベルト」「ヒーローマント」が採用されているケースが多い。これらの効果を消す「ジャミングタワー」は上手く活用したい。
- 「ミツルの思いやり」に注意
メガルカリオexのHPを全回復させてくる「ミツルの思いやり」があるので、「ファントムダイブ」で一回攻撃してもHPを回復させられることがある。「ファントムダイブ」のタイミングで「アンフェアスタンプ」を使って「ミツルの思いやり」を使われる可能性を下げたい。弱点をついてメガルカリオexを一撃で倒せるラティアスexをアタッカーにするのも一考。
- ニャースexとキチキギスexは極力出さない
ニャースexとキチキギスexは闘弱点なので、ハリテヤマの「どすこいキャッチャー」や「ボスの指令」でバトル場に出されてあっさり刈られてしまう。どうしても手札が悪ければ頼らざるを得ないのだが、「ていさつしれい」で間に合っているならあまり出したくない。
マリィのオーロンゲex


- とにかくマシマシラに注意
マリィのオーロンゲexデッキはマシマシラが3~4枚採用されているケースが多く、「アドレナブレイン」が飛んできやすい。「ファントムダイブ」でベンチにおいたダメカンはもちろん、場合によってはバトル場のマリィのオーロンゲexが「ファントムダイブ」を耐えたダメカンすらこちらに帰ってくる。マシマシラを優先して倒すことと、極力バトル場にダメカンを残さないことを意識したい。例えば、「ボスの指令」でマシマシラをバトル場に呼び出して「ファントムダイブ」したり、マリィのオーロンゲexにヨノワールの「カースドボム」を撃ち込みながら「ファントムダイブ」して、一撃で倒したりなど。
- 「スパイクタウンジム」を自由に使わせない
マリィのポケモンを番に1枚手札に加えてくる「スパイクタウンジム」はマリィのオーロンゲexデッキの強みの一つ。これがあると、スボミーが「むずむずかふん」していても平気で山札からマリィのポケモンを手札に加えられてしまう。こちらのスタジアムで「スパイクタウンジム」を張り替えられるなら、早急に張り替えよう。
- 「アンフェアスタンプ」が有効
マリィのオーロンゲexデッキは、特性で手札を補充できるポケモンの採用が少ない(あっても「きゃくよせ」のシャリタツ)。「アンフェアスタンプ」はかなり有効。
ドラパルトexデッキの対策
ここからは、ドラパルトexデッキに対する対策を紹介する。
対策カード
リーリエのピッピex

このポケモンがいるかぎり、相手の場のドラゴンポケモン全員の弱点は、すべて超タイプになる。[弱点は「×2」で計算する。]
対ドラゴンにはやっぱりこの人。「フェアリーゾーン」で弱点を付与した「フルムーンロンド」で、ドラパルトexを一撃で倒してしまおうというコンセプト。
「フルムーンロンド」でなくても、ベンチにリーリエのピッピexさえいれば、他の超ポケモンのワザでも弱点を突ける。
バトル場にいると「ファントムダイブ」で、ベンチにいても「ファントムダイブ」のダメカン+ヨノワールの「カースドボム」で処理されやすい(後者は、ちょうど190ダメージ)HPであることにだけは注意。なるべく、ドラパルトexを倒す瞬間にリーリエのピッピexを場に出したい。
コダック

このポケモンがいるかぎり、おたがいのポケモン全員は、そのポケモン自身をきぜつさせる効果の特性が、すべてなくなる。
ドラパルトexの、というよりは「カースドボム」の対策。ベンチにコダックが居るだけで、特性「しめりけ」によって、自身をきぜつさせる特性である「カースドボム」は使えなくなる。
ドラパルトexデッキの形は様々ではあるが、「カースドボム」を採用したボムドラパルトは常に数が多い。コダックは十分対策として機能するだろう。
マシマシラ

このポケモンにエネルギーがついているなら、自分の番に1回使える。自分の場のポケモン1匹にのっているダメカンを3個まで選び、相手の場のポケモン1匹にのせ替える。
「アドレナブレイン」で、「ファントムダイブ」で受けたダメカンを返すことができる。「ファントムダイブ」の強みであるダメカンの調整が崩れるばかりか、ドラパルトex側にダメカンが蓄積してゆき、逆にマシマシラ側がサイドを複数枚一気に取れる展開もあり得る。
マシマシラ本体と基本悪エネルギーさえあればよいので比較的様々なデッキに出張しやすく、対ドラパルトex以外でも強いのが魅力。
バトルコロシアム

おたがいのベンチポケモン全員は、相手のワザや特性の効果で、ダメカンがのらない。[ワザのダメージは受ける。]
ベンチポケモンを、ワザや特性の効果から守るスタジアム。「ファントムダイブ」がベンチポケモンに乗せるダメカンや、「カースドボム」のダメカンは「バトルコロシアム」で防がれてしまう。
「ファントムダイブ」がただバトル場に200ダメージ与えるだけのワザになってしまい、本来の強みを全く発揮できなくなる。ドラパルトexが苦手なデッキは、常に「バトルコロシアム」を展開して戦いたい。
プレイングによる対策
エネルギーのついたポケモンを倒す
ドラパルトexの弱点として、エネルギーの供給に難があることが挙げられる。「ファントムダイブ」のためには基本炎エネルギーと基本超エネルギーが必要だが、ドラパルトexデッキにはエネルギーを加速できる特性を持つポケモンが入っていない。基本は「アカマツ」かACE SPEC、そして手札から貼るエネルギーを頼りに戦うデッキである。
そのため、常にエネルギーが不足する状況に陥りやすい。エネルギーがついたドラメシヤやドロンチから優先して倒し、「ファントムダイブ」を使うためのハードルを上げるのがかなり有効。
ベンチを狙撃できるワザ(オーガポン いどのめんexの「げきりゅうポンプ」、Nのヒヒダルマの「ひだるまキャノン」など)や、ベンチポケモンとバトルポケモンを入れ替える効果(「ボスの指令」や、ハリテヤマの「どすこいキャッチャー」など)を活用して戦うのがオススメ。
まとめ
この記事では、ドラパルトexデッキについて解説した。

