この記事では、拡張パック「ムニキスゼロ」で登場するニャースexの強みと使い方を解説する。
ニャースexの強みと使い方

特性「おくのてキャッチ」
手札からベンチに出したときに使える、非常に強力な特性。
序盤の事故を減らす

対戦の最初に何としても使いたいサポートと言えば何だろうか。一昔前であれば「ペパー」だったが、今は「リーリエの決心」と答えるデッキが多いかもしれない。
だが、「リーリエの決心」を4枚採用していたとしても、対戦の初めに引く7枚+1枚のなかに「リーリエの決心」がある確率は約45%しかない。2回に1回は引けない計算だ。
ここに、ニャースexを1枚と「ハイパーボール」を4枚採用していればどうだろうか。「リーリエの決心」4枚を直接引いたときだけでなく、ニャースexを引いて「おくのてキャッチ」を使ったときや、「ハイパーボール」でニャースexを手札に加えて「おくのてキャッチ」を使ったときにも「リーリエの決心」が使える。つまり、「リーリエの決心」か、ニャースexか、「ハイパーボール」さえ引けば「リーリエの決心」が使えることになる。この場合、「リーリエの決心」が使える確率は約75%。それでも4回に1回は引けない計算だが、先ほどよりはかなり確率が上がる。
このように、ニャースexをデッキに入れておくことで序盤に使いたいサポートが使える可能性が高まるのである。
採用枚数が少ないサポートを確実に使う
「リーリエの決心」のような便利なサポートはデッキに4枚採用しておきたいものだが、どんなサポートでもデッキに4枚入れられるわけではない。
例えば、「ボスの指令」。デッキによっては4枚採用していることもあるが、多くのデッキではそれほどの枚数を採用しない。序盤に「ボスの指令」ばかり引いてしまっても困ってしまう。そんな「ボスの指令」を、ニャースexは必要なタイミングで持ってきてくれる。「ハイパーボール」でニャースexを手札に加え、「おくのてキャッチ」を使うだけでよいのだ。
そのほか、「ブライア」のような、特定のタイミングでしか使えないようなサポートも適切なタイミングで持ってこれるし、「ひふきやろう」のような序盤に使いたいけどたくさん採用したくはないサポートも序盤に持ってこれる。ニャースexの存在が様々なデッキを組みやすくしてくれるのだ。
この番、名前に「おくのて」とつく特性を使っていたなら、この特性は使えない。という一文があるが、今のところ「おくのて」とつく特性を持つポケモンは他に発表されていない。
これからどんな特性が登場するのだろうか。
ワザ「しっぽをまく」
ついているカードごと手札にもどるワザ。嬉しいことがいっぱいある。
- 手札にもどり、もう一度「おくのてキャッチ」が使える。
- ベンチの枠を他のポケモンのために開けられる。
- ニャースexが倒されるのを防ぐ。
- ついているカードを手札に戻すことを利用し、「リッチエネルギー」などが再利用できる。
ワザを使うためのエネルギーも無色なので、どんなデッキでもワザが使える可能性がある。ニャースexにエネルギーが付けられるデッキだとなおよい。(シビビールの「エレキダイナモ」とか、エンブオーの「れっからんぶ」とか)
ニャースexと他のカードの組み合わせ
ハイパーボール

「ハイパーボール」がいつでもニャースexになれるので、「ハイパーボール」を引くことがサポートを引くことに繋がる。久々に感じられるこの安心感。よく「おくのてキャッチ」なしで戦ってこれたものだ。
ニャースexのような特性を持つポケモンがいないときでも、ほとんどのデッキにとって必須カードだった。これからはさらに価値が上がる1枚。
グッズロック(スボミーの「むずむずかふん」やプルリルの「うみのかげ」)にはご用心。
タケシのスカウト

たねポケモンを手札に加えられるサポート。もちろん、ニャースexも手札に加えられる。
「タケシのスカウト」でニャースexとほかのポケモンを手札に加え、ニャースexの「おくのてキャッチ」を使うことで次の番のサポートまで確保することができる。これまでのタケシさんにはできなかった芸当だ。
「ネストボール」「ボウルタウン」無き今、新レギュレーションの未来はタケシさんの手にかかっている。
ニャースexに関するルール
「このカードを手札からベンチに出したとき」とは

「おくのてキャッチ」が使えないケース
「おくのてキャッチ」が使えないケースのキーワードは「手札からベンチに出したとき」。
例えば、グッズ「プレシャスキャリー」の効果で山札からニャースexをベンチに出したときや、対戦の開始時にバトル場にニャースexを置いていたときには「おくのてキャッチ」は使えない。
「プレシャスキャリー」の効果でニャースexをベンチに出した。この場合「おくのてキャッチ」は使える?
→ 使えない。
手札からではなく、山札からベンチに出していないため。

対戦の開始時に、ニャースexをベンチにおいていた場合、最初の自分の番に「おくのてキャッチ」は使える?
→ 使えない。
ベンチに出したのが自分の番ではなく対戦準備のタイミングであるため。
※ちなみに、「おくのてキャッチ」に限らず、ごく一部の例外を除き対戦準備のタイミングでは特性が使えない。

ニャースexはペルシアンに進化できる?
ニャースexはペルシアンに進化できる?
→ できない。
ペルシアンのカードには「ニャースから進化」と書かれている。ポケカではニャースとニャースexを別のカードとして扱うため、ペルシアンはニャースexからは進化できない。

ルール上、ニャースexとニャースは別のカードなので、ニャースexはペルシアンに進化できない。
一方、別のカードであるため、デッキにはそれぞれ4枚ずつ採用することができる。ニャースexを4枚、ニャースを4枚、おまけにロケット団のニャース(なんと、これまた別のカードだ)を4枚採用したニャースてんこ盛りデッキを組んでみるのも一興。



ニャースexの弱点
ニャースexでスタートしてしまう
スタートするとは、対戦の開始時にニャースexをバトル場において対戦をはじめること。最初に引いた手札の中にニャースexしかたねポケモンが居なければ、ニャースexをバトル場において対戦を始めざるを得ない。
前述した通り、この場合は「おくのてキャッチ」が使えないし、かといってニャースexがバリバリ戦えるわけでもない。あんまり嬉しくないスタートだと言える。
こればっかりは確率の問題。ニャースexを1枚、たねポケモンを他に10枚採用している場合で考えると、ニャースexでスタートする確率は約5%。これくらいの確率なら仕方ないと割り切るのも手。
ニャースexが狙われる
ポケモンexなので、倒されるとサイドが2枚取られる。HPも低く、狙われやすいことは間違いない。
一方、ニャースexが狙われることで他のポケモンを守ることができているという考え方もできる。デッキのメインとなるポケモンが狙われたり、特性「さかてにとる」が重要なキチキギスexが狙われたりするよりは、「おくのてキャッチ」を使って出番を終えたニャースexが倒されるほうがよいという考え。
ニャースexをベンチから消すのが理想的だが、できるのは「ゼロの大空洞」を利用する、「ポケモン回収サイクロン」を利用する、ニャースexのワザ「しっぽをまく」を使う くらいだろうか。どれも簡単ではないが、デッキに組み込めるものがあれば活用したい。
ベンチの枠が狭くなる
ニャースexを出すためにはベンチの枠を空けておかねばならず、出したあともニャースexはベンチに居座り続ける。その分、他のポケモンを出す枠が少なくなってしまう。
これまた、ニャースexをベンチから消すのが理想的ではあるが、どんなデッキでもできるかというと難しいところ。
ベンチに余裕のないデッキでは、ニャースexをベンチに出すタイミングを慎重に考えたい。
ニャースexの入手方法
拡張パックを買う
ニャースexは、2026年1月23日(金)発売の拡張パック「ムニキスゼロ」にて登場予定。楽しみに待とう。
まとめ
この記事では、ニャースexの強みと使い方を説明した。ぜひ使ってみてほしい。



