この記事では、サーナイトexデッキの使い方を初心者向けに解説する。
デッキの概要
デッキのコンセプト
「サイコエンブレイス」で、超エネルギーとダメカンを自由に操る

サーナイトexデッキは、サーナイトexの特性「サイコエンブレイス」を中心に戦うデッキ。
基本超エネルギーをトラッシュにさえ用意できれば、自分の番に何回でも使える「サイコエンブレイス」で自分の超ポケモンにエネルギーを付けられる。サーナイトexがいる限り、エネルギーは使いたい放題だ。
「サイコエンブレイス」でエネルギーを付けると、エネルギー1個につきダメカン2個を乗せる必要がある。このダメカンを活かすことのできるカードと組み合わせることで、ダメカンが乗ることすらもメリットに変えて戦うことができる。
エネルギーとダメカンの活かし方

「サイコエンブレイス」でエネルギーを付けることで、超タイプの強力なポケモンが戦いやすくなる。「ゲノムハック」で相手のワザをコピーできるミュウexや、特性「うみののろい」でグッズとポケモンのどうぐの使用を制限するブルンゲルexなどが強力。
ダメカンは二通りの活かし方がある。ひとつは、サケブシッポの「ほえさけぶ」やフワンテの「バルーンボム」のような、乗っているダメカンの数に応じてダメージが上がるワザを使って攻撃すること。どちらも非ポケモンexながら、ポケモンexすら倒すダメージを出すことができ、サイドの取り合いが有利に進められる。もう一つは、マシマシラの「アドレナブレイン」を使い、ダメカンを相手のポケモンに乗せ換えること。ダメカンを調節し、他のポケモンのワザで倒せるようにしたり、「ワザマシン デヴォリューション」を活かしたりすることができる。
「サイコエンブレイス」を軸に様々なポケモンを使い分け、器用に攻めていくのがサーナイトexデッキの持ち味だ。
サンプルデッキレシピ
メガブレイブ・メガシンフォニア発売後のサーナイトexデッキは様々な型が開拓されており、現在はこれといったテンプレート(決まった型)が存在しない。主に、以下のような観点でデッキタイプが分かれている。
- メガサーナイトex、ブルンゲルexを採用するかどうか
メガサーナイトexは高HPとワザ「メガシンフォニア」による大ダメージ、ブルンゲルexは特性「うみののろい」によるグッズ、ポケモンのどうぐの制限が強力。いずれも強いポケモンで、デッキの中心として採用することも可能。一方、サーナイトex + 非exポケモンだけでも十分すぎるほどに強力なため、これらのポケモンexを採用せずにその枠を他のカードに割く考え方もある。 - ACE SPECの選定
デッキの動きを安定化できる「シークレットボックス」が主流。「エヴォリューション」「ボウルタウン」によりサーナイトexを場に出す補助をしたり、「博士の研究」「ミステリーガーデン」により手札補充の手段を確保したりなど、非常にデッキが回しやすくなる。その他、メガサーナイトexの耐久を底上げする「ヒーローマント」など。 - サポートの選定
「ペパー」「博士の研究」「ナンジャモ」「リーリエの決心」からの選択。トータルの枚数が10枚前後になる。序盤のドローサポートと終盤の手札干渉を兼ねられる「ナンジャモ」が概ね必須で、あとは必要なカードを確実に入手できる「ペパー」、山札を圧縮しやすくエネルギーのトラッシュもできる「博士の研究」、ドロー枚数が多く序盤を支えやすい「リーリエの決心」のどれを優先するか。
下記に、いくつか使用感のよかったレシピを紹介する。
純正サーナイトexデッキ

デッキコード「NHgQQg-bpmkSu-iggnQL」
レギュレーション「Gレギュレーション(G・H・I)」
環境「メガブレイブ・メガシンフォニア」
メガサーナイトex、ブルンゲルexのいずれも採用しない形。その分、ケーシィや「エネルギーつけかえ」などの便利なカードを採用する余裕がある。
ACE SPECは「シークレットボックス」とし、序盤に「シークレットボックス」を使いやすいよう「ペパー」を4枚投入する形にしている。かなり安定感によせたレシピ。
メガサーナイトexデッキ

デッキコード「fwVkFV-ycgrvi-15dkvf」
レギュレーション「Gレギュレーション(G・H・I)」
環境「メガブレイブ・メガシンフォニア」
メガサーナイトexおよび「ヒーローマント」を採用し、高耐久のメガサーナイトexで攻められる構築。超エネルギーの枚数も多く、「メガシンフォニア」で大ダメージが狙いやすい。
先行を取り、キルリアの「コールサイン」から展開していくことを目指している。そのため、ラルトスや「なかよしポフィン」の枚数も多め。「博士の研究」「リーリエの決心」で山札を大量に引けるので、たくさんカードを使ってどんどん攻めていくことができる。
ブルンゲルex・サーナイトexデッキ

デッキコード「XySyMU-5yxne7-2pMypE」
レギュレーション「Gレギュレーション(G・H・I)」
環境「メガブレイブ・メガシンフォニア」
プルリルの「うみのかげ」、ブルンゲルexの「うみののろい」を利用する形。相手の動きを止めながら、サーナイトexやマシマシラなどを展開していくことができる。
序盤は「うみのかげ」を使いたいので、「エヴォリューション」に頼らず準備を整えたい。そのため、「博士の研究」「リーリエの決心」などの山札を多く引けるサポートや「ふしぎなアメ」が多め。
デッキの強みと弱点
サーナイトexデッキの強み
- エネルギーが容易に付けられる
超エネルギーをトラッシュさえしてしまえば、「サイコエンブレイス」でエネルギーが付け放題になる。エネルギーを加速するためにグッズやサポートを利用する必要がなく、その分デッキの枠が空いたり、ドロー系のサポートを使う余裕が生まれる。 - マシマシラの「アドレナブレイン」が活かしやすい
「サイコエンブレイス」によりダメカンを生みだすことができ、手張りの権利が余りやすい(マシマシラに悪エネルギーを貼る余裕がある)ので、「アドレナブレイン」を最大限活かすことができる。 - 非exポケモンで戦いやすい
マシマシラやフワンテ、サケブシッポのような強力な非exポケモン(倒されてもサイドを1枚しか取られないポケモン)を中心に戦うので、ポケモンexを中心としたデッキとの戦いではサイドの取り合いを有利に進めやすい。 - ドラゴンポケモンに対して強い
リーリエのピッピexの「フェアリーゾーン」によりドラゴンポケモンの弱点を突くことができ、有利に戦うことができる。リーリエのピッピexが居なくても、環境に多いドラゴンであるタケルライコexやドラパルトexに対しては非exポケモンによる攻撃や「アドレナブレイン」が効果的であり、戦いやすい。
サーナイトexデッキの弱点
- 悪ポケモンに弱い
サーナイトexを一撃で倒してくる悪ポケモン(マリィのオーロンゲex、リザードンex、Nのゾロアークexなど)はどうしても苦手。フワンテの「バルーンボム」、メガサーナイトexの「メガシンフォニア」でなんとか倒すか、「アドレナブレイン」でダメカンを撒きながら「ワザマシン デヴォリューション」で一気に倒すしかない。
対戦の流れ
序盤(1~2回目の番)
ポケモンたちを展開する
ボール系のカードや「ボウルタウン」を活用し、ラルトス・マシマシラを優先して並べたい。ラルトスは「ワザマシン エヴォリューション」や「ふしぎなアメ」を活用して少しでも早くサーナイトexに進化したい。サーナイトexまで進化できなくても、キルリアの「コールサイン」が使えれば非常に強い。マシマシラは「アドレナブレイン」を使うために基本悪エネルギーを貼る必要があるので、可能な限り自分の番ごとに基本悪エネルギーを貼って育てておきたい。
基本超エネルギーをトラッシュする
「サイコエンブレイス」のため、超エネルギーをトラッシュに貯めこみたい。3枚あればサーナイトexが「ミラクルフォース」を使えるので、最低限3枚は優先して用意しよう。サケブシッポの「ほえさけぶ」やフワンテの「バルーンボム」の打点を活かすことを考えると、最終的には5枚以上確保したい。
中盤~終盤(3回目以降の番)
ベンチにサーナイトex2匹とマシマシラ2匹を用意できると理想的。「サイコエンブレイス」で生み出したダメカンをマシマシラの「アドレナブレイン」で相手のポケモンに乗せながら、サケブシッポの「ほえさけぶ」、フワンテの「バルーンボム」、サーナイトexの「ミラクルフォース」で戦っていく。
サイドは積極的に取りにいかず、「ナンジャモ」や「カウンターキャッチャー」を最大限活かしつつ、終盤に「アドレナブレイン」を絡めて一気にサイドを取り、逆転するのが基本。
よく使われるカードの採用理由と使い方
ポケモン
ラルトス


2種類のラルトスの違いはワザだけ。採用が多いのは、手札が悪い時に「もってくる」で山札が引けるのが強力な「メガシンフォニア」収録のラルトス。1枚だけ「サイコショット」のラルトスを採用しておくと使い分けができてちょっと便利。
採用枚数は3~4枚。なるべく最初の番に複数匹ベンチに出したいため、理想的には4枚採用したい。特に、「ペパー」を採用しない場合は「なかよしポフィン」にアクセスしにくいため、ラルトスを直接引ける可能性を少しでも高めるため4枚採用したい。
キルリア


HPが高く、「コールサイン」が強力な「メガシンフォニア」収録のキルリアが非常に強い。
HP90のキルリアも「サイコキネシス」で打点を出せるのが強力なので1枚採用する価値はあるが、個人的にはHP100のキルリアを優先したい。
- HP100とHP90の違い
この10の差が大きいのは、30ダメージ単位のワザや特性が多いため。具体的には、タケルライコの「らくらいあらし(ついているエネルギーの数×30ダメージ)」、マシマシラの「アドレナブレイン(最大30ダメージを乗せ替える)」、マリィのオーロンゲexの「シャドーバレット(ベンチに30ダメージ)」など。HP100のキルリアとHP90のキルリアでは、これらのワザや特性を耐えられる回数に明確な差がある。サーナイトexへ進化する前に耐えられるかどうかが大事なのはもちろん、サーナイトexに進化してからも「デヴォリューション」によりキルリアに戻されることがあるため、これらのダメージを耐えられるかどうかは非常に重要。 - 「コールサイン」の強み
このワザがあるため、後攻を取って「エヴォリューション」しなくても、先行を取って最速で「コールサイン」を使うことでポケモンを展開することが可能になった。手札にサポートがなくても、「コールサイン」にさえ辿り着ければ場にポケモンを並べることができる。場に超ポケモンを並べるのが重要な「ミステリーガーデン」との相性も良好。
キルリアの採用枚数は2~4枚と開きがある。多ければ多いほど安定するが、デッキの枠との相談になる。「ワザマシン エヴォリューション」の採用がある場合、山札にキルリアが居ないと困るので3枚以上は採用しておきたい。
サーナイトex

デッキの要。基本的には「サイコエンブレイス」を使うことがデッキの前提なので、サーナイトexが1匹倒されても「サイコエンブレイス」を維持できるよう、サーナイトexを2匹育てておくか、最低でもラルトスをベンチに置き、「ふしぎなアメ」ですぐに進化できるようにしておきたい。
- エネルギーが付け放題
「サイコエンブレイス」によりトラッシュのエネルギーが付け放題なので、サーナイトexの「ミラクルフォース」やミュウexの「ゲノムハック」といったワザが使い放題、「にげる」も使い放題だ。手札からエネルギーを貼る権利にも余裕があるので、マシマシラに「アドレナブレイン」用の基本悪エネルギーを貼りやすい。 - HPが高い
2進化ポケモンだけあって、HPが310と高い。弱点を突かれなければ相手の攻撃を1回耐えられる耐久力を活かし、「アドレナブレイン」で回復しながら戦うことができる。 - 「ミラクルフォース」のちょうどいい打点
ダメージが190と少し物足りないようだが、「アドレナブレイン」でダメージを補ってポケモンexを倒したり、逆にHPを少し残した状態で倒さずにおいておき、後から「アドレナブレイン」で一気にサイドを取るような使い方ができる。
サーナイトexを2匹育てたいことを考えると、サイド落ちを考慮した3枚採用としたいところ。実際は枠の都合上2枚となっているレシピが多い。
メガサーナイトex

高HPと、「メガシンフォニア」による大ダメージが強力。
- 高HPによる耐久力
弱点を突かれなければ、一撃で倒されることはほぼない。メガサーナイトexを一撃で倒せない相手に対し、「メガシンフォニア」を連打していくことで、メガサーナイトex1匹でサイドを取り進めていくことができる。さらに、「ヒーローマント」でHPを底上げすることで、弱点を突いても簡単には倒せない領域に達することも可能。高HPで相手ポケモンのワザを耐え、「アドレナブレイン」で回復することもできる。 - 「メガシンフォニア」の大ダメージ
「勇気のおまもり」などに頼らず、「サイコエンブレイス」のエネルギーさえあれば300、350といった大ダメージを出すことができ、相手の高HPのポケモンexを一撃で倒すプランを取ることができる。フワンテやサケブシッポと違い、大ダメージのためにダメカンが必要ないので、乗せたダメカンを全て「アドレナブレイン」に活かせるのも魅力。
採用枚数は0~2枚。サーナイトexと進化元を共有する必要があり、「メガシンフォニア」で大ダメージを出すために「サイコエンブレイス」が必要なので、最大でも2枚に落ち着く。また、サイド落ちしたとしてもデッキが回らなくなるわけではない(取れるプランは減るものの、他のポケモンで十分戦える)ため、サイド落ちをケアしない1枚採用でもよいと考えられる。前述したように、採用しないレシピも多い。
フワンテ

「バルーンボム」による大ダメージが強力。非exポケモンでポケモンexを倒せるので、サイドの取り合いが有利に進められる。
単体では「サイコエンブレイス」を3回使ってダメカンを6個乗せた状態の180ダメージが最大。「勇気のおまもり」を付けると最大HPが120になるので、ダメカンを10個乗せて300ダメージまで出すことができる。メガサーナイトexを採用していない場合、この「バルーンボム」がサーナイトexデッキの最大火力になる。
「なかよしポフィン」でラルトスのついでにベンチに出すことができるのもありがたい。
一方、ダメカンを目いっぱい乗せて「バルーンボム」を使うと、相手のマシマシラの「アドレナブレイン」できぜつさせられたり、「ジャミングタワー」「ツールスクラッパー」で「勇気のおまもり」を無効化してきぜつさせられたりなど、ワザ以外で倒されやすい点には注意が必要。その後にバトルポケモンのワザでさらにこちらのポケモンが倒され、サイドを一気に取られてしまう。
サケブシッポ

「ほえさけぶ」でベンチを攻撃できるのが強力。フワンテ同様にポケモンexを倒してサイドの取り合いを有利に進めることもできるが、システムポケモン(ベンチで特性を使ったりして相手を補助するポケモン)や進化元のポケモンを倒して対戦を有利にすることもでき、非常に強い。
フワンテよりもHPが高いので、「勇気のおまもり」なしでも「サイコエンブレイス」を4回使い、ダメカンを8個乗せて160ダメージの「ほえさけぶ」を使うことができる。「バルーンボム」よりはダメージが控えめだが、大体のシステムポケモンや進化元のポケモンは倒せるし、「アドレナブレイン」と組み合わせればたねポケモンexを倒すこともできる。「勇気のおまもり」があれば「サイコエンブレイス」は6回まで使え、「ほえさけぶ」のダメージは240。HPの高いタケルライコexすら一撃で倒すことができる。
シェイミの「はなのカーテン」があると、ベンチのルールを持たないポケモンには「ほえさけぶ」でダメージを与えられなくなるので注意。
マシマシラ

実質的なデッキの中心。「アドレナブレイン」を最大限活かせることがサーナイトexデッキの強みの一つ。
- 「サイコエンブレイス」でダメカンを生みだして使う
相手からの攻撃を待たなくても「サイコエンブレイス」でダメカンを生みだせるため、いつでも相手のポケモンに「アドレナブレイン」でダメカンを乗せることができる。ワザのダメージで相手のポケモンを倒せないようなときでも、「サイコエンブレイス」からの「アドレナブレイン」でダメージを補いやすい。ダメカンをばら撒いておいて終盤の「アドレナブレイン」や「ワザマシン デヴォリューション」で一気にポケモンを倒し、サイドを複数枚取得する動きが非常に強力。 - 相手のダメカンばら撒きを対策する
「ファントムダイブ」でダメカンを撒いてくるドラパルトexデッキや、ユキメノコの「いてつくとばり」でダメカンを乗せてくるオーロンゲexデッキに対しては、相手から乗せられるダメカンを乗せ返す防御の役割を持つ。 - 悪エネルギーを貼る
超エネルギーは「サイコエンブレイス」で付け放題なので、手札からエネルギーを貼る権利をマシマシラに費やすことができる。「大地の器」が自然と採用されるため、基本悪エネルギーを手札に加える手段にも事欠かない。 - 「サイコトリップ」で時間を稼ぐ
相手のバトルポケモンをこんらん状態にし、にげるかコイントスするかの二択を迫ることができる。序盤から終盤まで、時間を稼ぎたいときにとても有効。地味に60ダメージ乗るのも非常に強く、後に「アドレナブレイン」やサーナイトexの「ミラクルフォース」で倒すためにHPを削っておくことができる。
採用枚数は3枚が主流。最低2匹はベンチに置いておきたく、余裕があるなら3匹目も育てたい。「アドレナブレイン」できる回数が多ければ多いほど、相手のポケモンを倒しやすくなる。(その分、考えるのが大変になるが・・・)
クレッフィ

「いたずらロック」でお互いのたねポケモンの特性をなくすことができる。
クレッフィがバトル場に居て、相手に「ボスの指令」などのクレッフィをベンチに追いやる手段がなければ、相手はたねポケモンの特性を利用できないままワザを使うことになる。1回分特性を利用させないことで相手に損をさせ、対戦を有利に進めることができる。
- 山札を引く特性を止める
ミュウexの「リスタート」や、キチキギスexの「さかてにとる」など。相手側の展開を遅らせることができる。 - マシマシラの「アドレナブレイン」を止める
自分のマシマシラが「アドレナブレイン」を使ってからクレッフィをバトル場に出すと、相手は「アドレナブレイン」が使えない状態になる。ダメカンが相手のポケモンに乗ったままこちらの番が帰ってくれば、こちらはクレッフィを逃がすか倒されるかしていれば「アドレナブレイン」が使えるので、さらにダメカンを乗せていくことができる。 - オーガポン みどりのめんexの「みどりのまい」を止める
主に、タケルライコexデッキに対して有効。「みどりのまい」を1回使わせないことで、盤面のエネルギーを1枚分少なくすることができる。 - ラティアスexの「スカイライン」を止める
にげるためのエネルギーを無くす「スカイライン」を消し、逃げられなくすることができる。「カウンターキャッチャー」でバトル場にラティアスexを呼び出し、「いたずらロック」して時間を稼ぐことも可能。
また、ワザマシン系のポケモンのどうぐを使い、「エヴォリューション」「デヴォリューション」を使う役としても優秀。相手を妨害しながら「エヴォリューション」で盤面を強くしたり、「デヴォリューション」で相手の盤面を崩壊させたりすることができる。「ねらいおとす」も、相手の「ふうせん」などを割りながら攻撃でき、地味に強い。
採用枚数は多くて1枚。デッキに必須ではないが、あると器用に戦いを進めやすい。
ミュウex

「リスタート」で手札を補充したり、「ゲノムハック」でアタッカーになったりする便利なポケモン。
- 「リスタート」を使う
「ハイパーボール」や「大地の器」で手札を減らせるので、「リスタート」を効果的に使いやすい。「博士の研究」や「ナンジャモ」と合わせ、山札をどんどん引き進めよう。また、サポートが引けないときにも「リスタート」があればサポートを引きに行くことができる。。 - 「ゲノムハック」を使う
「サイコエンブレイス」でエネルギーが付けられるので、ワザを使うのは簡単。主にコピーしたいのは「ファントムダイブ(ドラパルトex)」だが、ある程度のダメージが出るワザであれば何でも強い。「バーニングダーク(リザードンex)」や「シャドーバレット(マリィのオーロンゲex)」など。
逃げるためのエネルギーが要らないのも強力なポイントで、サーナイトexが用意できるまでは便利。サーナイトexが出てからは、他のポケモンのにげるを活用して「サイコエンブレイス」の回数を稼ぎたい場面が多い。
個人的には、手札事故を防止するために採用しておきたい枠。採用しないリストも多い。
リーリエのピッピex

「フェアリーゾーン」でドラゴンポケモン(ドラパルトex、タケルライコex)の弱点が付けるようになる。フワンテやサケブシッポで弱点をついて簡単にドラゴンポケモンが倒せるので、非常に戦いやすい。
デッキでは数少ない、悪弱点ではないポケモン(鋼弱点)なので、悪タイプ相手にアタッカーにする選択肢もある。元々のHPが低く、弱点関係なく倒されやすいので、「勇気のおまもり」を付けることも一考。
採用枚数は0~1枚。タケルライコexに対しては、弱点を突かなくてもフワンテやサケブシッポのワザで比較的簡単に倒せるため、必ずしもリーリエのピッピexは必須ではない。ドラパルトexはHPが高く「フェアリーゾーン」がないと一撃で倒せないため、リーリエのピッピexが居ると居ないとで大きく勝率が変わるだろう。ドラパルトexが多いようならリーリエのピッピexは採用しておきたい。
プルリル

ブルンゲルexに進化できるまではプルリルで「うみのかげ」を使い、グッズロックを継続したい。
HPが80と少し高く、倒されづらいので、グッズロックを続けながらブルンゲルexに進化しやすい。特に、スピンロトムの「とつげきランディング(70ダメージ)」が耐えられるのが嬉しいポイント。一方で「なかよしポフィン」は非対応なので、ブルンゲルex型では「ネストボール」「ボウルタウン」の重要性がちょっと上がる。
進化元にするだけでなく、中盤にベンチから出して「サイコエンブレイス」でエネルギーを付け、「うみのかげ」するのも強い。「アドレナブレイン」込みで、相手のポケモンにダメカンを蓄積しながら時間を稼ぐことができる。
同様のグッズロックワザを持つスボミーと違い、ワザを使うためにエネルギーが必要なので、後攻最初の番に「うみのかげ」を使う動きは安定しないのが少し難しいところ。(最初の番に、バトルポケモンを逃がしながらプルリルにエネルギーを貼るのが難しいため)最近はスボミーの採用が少ないが、スボミー・プルリルを両方採用してグッズロックを維持するのも強力かも。
ブルンゲルex

特性でグッズと、ポケモンのどうぐの使用まで止めることができる。プルリルと比較すると、以下のような特徴がある。
- HPが高い
HPが270もあり、ポケモンexを育ててワザを使わなければ倒せない領域。「ふしぎなアメ」や「大地の器」を使わせないので、ポケモンexを育てることにも大きなハードルを課すことができる。 - 好きなワザが使える
特性でグッズを止めながら、自身の「パワーブレス」で攻撃したり、ワザマシン系のポケモンのどうぐを付けてワザを使ったりすることができる。「パワーブレス」は素で80ダメージあり、相手の動きが止まっていればそのままポケモンを倒し、サイドを取っていくことができる。「エヴォリューション」役としても非常に強力。 - ポケモンのどうぐも止められる
ワザマシン系のポケモンのどうぐを止めたり、「きらめく結晶」「マキシマムベルト」を止めて攻撃させ辛くしたりなど。すでについているポケモンのどうぐの効果は維持されるので注意。 - ブルンゲルexをベンチに下げられると、グッズロックが解消される
唯一の欠点。特性はブルンゲルexがバトル場にいる間しか機能しないので、「ボスの指令」「カウンターキャッチャー」によりベンチポケモンと入れ替えられてしまうと、グッズロックが解消されて相手がグッズを使えるようになってしまう。特に、テツノツツミの特性「ハイパーブロアー」は、テツノツツミがベンチにさえいれば使えるので、ブルンゲルex対策としてかなり有効に働く。
「うみののろい」のロック性能は強烈で、決まれば相性の有利不利も覆して一方的に勝利できるだけのパワーを秘めている。一方で、採用した方が強いかどうかというのは非常に難しく、もはやブルンゲルexを採用したサーナイトexデッキと採用しないサーナイトexデッキは違うデッキのようにも感じる。
ケーシィ

「テレポーター」が便利なポケモン。
- バトルポケモンを逃がしてケーシィをバトル場に出し、「テレポーター」する
この手順を踏むと、逃がしたバトルポケモンを再度バトル場に出すことができる。実質の「ポケモンいれかえ」としての使い方。 - 「ミステリーガーデン」のためにベンチに出しておく
余った「なかよしポフィン」からベンチに出しておき、「ミステリーガーデン」のドロー枚数を増やすことができる。ベンチの枠を空けたくなった時には「テレポーター」で山札に返して枠が空けられるのがケーシィならではの魅力。
ピィ

主に、サポートが引けない事故を防止するために採用される。
ミュウexの「リスタート」や「ミステリーガーデン」によるドローもあるし、そもそもサポートが引ければ問題ないので、ピィが居なくてもなんとかなりはする。が、デッキに入っていると非常に心強い。
超ポケモンなので、「ミステリーガーデン」で引ける枚数を増やせるのも噛み合っているポイント。
メガディアンシーex

新登場のメガシンカex。
サーナイトexデッキに採用する場合は、何よりも悪弱点ではないことが魅力。サーナイトexやミュウex、ブルンゲルexなどの弱点を突いてくる悪タイプに対して強く出ることができる。特に、マリィのオーロンゲexの「シャドーバレット」をほぼ確実に1回耐えられるのは大きい。
特性込みでサーナイトex並みの耐久力、シンプルな中打点(240ダメージ)など、弱点以外のスペックも強力。たねポケモンであるため、1枚採用しておくだけでも必要なときに活躍してくれる。
キチキギスex

フワンテやサケブシッポを前に出して戦うので「さかてにとる」の発動機会が多く、サーナイトexデッキにおいてもキチキギスexは非常に強力。
それにも関わらず採用されるケースはそれほど多くない。超ポケモンではないので「サイコエンブレイス」でエネルギーを付けられない(エネルギーが付けられて「ゲノムハック」できるミュウexを優先したい)のと、「ミステリーガーデン」のドローに貢献できない点がキチキギスexを採用しづらくしている印象。
シェイミ

「はなのカーテン」により、ベンチポケモン(ルールを持つポケモンを除く)を守ることができる。
ベンチに比較的低HPのポケモンが並びやすいサーナイトexデッキにおいて、シェイミの存在は非常に重要だった。メガブレイブ・メガシンフォニア発売後は、キルリアのHPが100となりタケルライコの「らくらいあらし」を耐えやすくなったことや、オーガポン いどのめんexがあまり環境に居ないこと、「ミステリーガーデン」との噛み合いが悪いことなどの理由から採用が少ない。
グッズ
なかよしポフィン

ラルトスをベンチに出すための必須カード。「なかよしポフィン」でラルトスを2匹ベンチに出し、「エヴォリューション」で一気にキルリアに進化させるのが定番。
「なかよしポフィン」1枚で2枚ポケモンをベンチに出せるため、「ミステリーガーデン」のドローにも貢献してくれる。
使いたいタイミングは序盤に限られるので、「ペパー」と一緒に採用できるのであれば「なかよしポフィン」は2枚で十分と考えられる。「ペパー」がなく、「博士の研究」や「リーリエの決心」で引きに行く構築であれば「なかよしポフィン」が3枚以上あるほうが安心。
ネストボール

定番のボール系カードだが、サーナイトexデッキでは採用されないことも多い。エネルギーをトラッシュしたり、不要なカードをトラッシュして「ミステリーガーデン」「リスタート」を使いやすくできる「ハイパーボール」が優先して採用されるためである。
どちらかというと、5枚目以降の「ハイパーボール」としての採用というイメージ。
ハイパーボール

「ネストボール」の項で触れたが、サーナイトexデッキにおいて手札のトラッシュ効果はもはやデメリットではない。
- 「サイコエンブレイス」のためのエネルギーをトラッシュする
- 不要なカードをトラッシュして「ミステリーガーデン」「リスタート」(手札が一定の枚数になるように山札を引く効果)を使いやすくする
- 不要なカードをトラッシュしてデッキを圧縮する
終盤、「ミステリーガーデン」などの効果で強力なカードを手札に加えるために、対戦で不要なカードは山札でなくトラッシュにおいておきたい。例えば、過剰に引いてしまったサポートや、使わなさそうな「なかよしポフィン」など。
それでいて、好きなポケモンを1匹手札に加えられる。進化ポケモンであるキルリアやサーナイトexを手札に加えるために使うのはもちろん、「なかよしポフィン」でベンチに出せない高HPたねポケモンを出すためにも使える。
ふしぎなアメ

ラルトスをサーナイトexに進化させる手段。
サーナイトexの「サイコエンブレイス」がこのデッキの生命線なので、サーナイトexが倒されてしまったときのことは常に考えておきたい。サーナイトexを2匹育てておくのが理想だが、そうでなくてもラルトスをベンチにおいておき、「ふしぎなアメ」と「夜のタンカ」さえ手札にあれば、倒されたサーナイトexを回収してすぐに進化させ、サーナイトexを復帰させることができる。
キルリアの採用枚数が多く、「ワザマシン エヴォリューション」もあるので「ふしぎなアメ」への依存度はあまり高くないが、やっぱりあると便利な一枚。採用枚数は1~2枚で、多ければ多いほど安心ではあるが、デッキの枠との相談。
夜のタンカ

トラッシュからポケモンまたは基本エネルギーを回収する手段。どっちの効果も強力で、状況に応じてほしいカードを手札に加えることができる。
- ポケモンを手札に加える
倒されてしまったサーナイトexや進化元たちを手札に加え、再度「サイコエンブレイス」の準備をしたり、サケブシッポやフワンテなどを回収してもう一度戦ってもらったりすることができる。序盤に「ハイパーボール」や「博士の研究」でポケモンをトラッシュしておくと、その後「夜のタンカ」を引いたタイミングでそのポケモンを手札に加えることができ、便利。 - エネルギーを手札に加える
泣く泣く「博士の研究」でトラッシュした基本悪エネルギーを手札に加えてマシマシラに貼ったり、基本超エネルギーを手札に加えて「ミステリーガーデン」のコストにしたりなど。
採用枚数は2~4枚まで幅がある。最低2枚は欲しいところ。
すごいつりざお

「夜のタンカ」と同様、ポケモンと基本エネルギーを回収する手段。
マシマシラやラルトスのようなたねポケモンを山札に戻して「ボウルタウン」でベンチに出したり、基本悪エネルギーを山札に戻して「アドレナブレイン」用に再利用したりと便利に使うことができる。
また、「サイコエンブレイス」用にトラッシュした超エネルギーの一部を山札に戻しておくことで、「ミステリーガーデン」を使いやすくすることもできる。状況に応じて山札とトラッシュのエネルギーの枚数を調節しよう。
採用枚数は0~1枚。あると便利。
大地の器

「サイコエンブレイス」のための基本超エネルギー、「アドレナブレイン」のための基本悪エネルギーを手札に加える必須カード。「ハイパーボール」同様、手札のトラッシュ効果もメリットに変えられる。
採用枚数は2~3枚。序盤に使いたいので枚数が欲しい。4枚あっても困らないカードだと思うが、あまり4枚採用しているレシピは見ない印象。
エネルギーつけかえ

主に、マシマシラのために採用される。
マシマシラをベンチに2匹出したとき、手札から貼れるエネルギーが自分の番に1枚だけなので、普通は片方のマシマシラにエネルギーを付けて1回「アドレナブレイン」を使うことしかできない。ここで「エネルギーつけかえ」があると、1匹目のマシマシラが「アドレナブレイン」を使ったあとに「エネルギーつけかえ」で2匹目のマシマシラにエネルギーを移し、さらに「アドレナブレイン」を使うことができる。一回きりのコンボではあるが、この「アドレナブレイン」の30点で相手のポケモンを倒せるか倒せないかが決まるシーンも多い。
活躍する場面が限られるカードではあるので、ここにデッキの枠を1枚割けるかどうかは悩ましい所。枠に余裕があるなら欲しい。
カウンターキャッチャー

サイドを先行せずに「アドレナブレイン」や「ワザマシン デヴォリューション」から逆転しにいくことが多いので、「カウンターキャッチャー」が使いやすい。
「ボスの指令」との使い分け
「メガブレイブ・メガシンフォニア」以前のサーナイトexデッキは「ボスの指令」を採用せず、「カウンターキャッチャー」を多めに採用する傾向があった。「メガブレイブ・メガシンフォニア」以降は、メガサーナイトexで攻め込みサイドを先行するケースや、高HPのメガシンカex・「ヒーローマント」付きのポケモンなどを確実に回避するため、「ボスの指令」を採用するケースが増えている。
「カウンターキャッチャー」のみ2枚か、「カウンターキャッチャー」と「ボスの指令」を1枚ずつの採用とするのが主。枚数が多ければ多いほど終盤のプランは立てやすいが、序盤に手札事故を起こす可能性も高まる。
ポケモンのどうぐ
勇気のおまもり

フワンテ・サケブシッポの外付けHP。「サイコエンブレイス」で乗せることのできるダメカンを増やし、「バルーンボム」「ほえさけぶ」の打点を伸ばすことができる。
ミュウexやリーリエのピッピexなどのたねポケモンexも、バトル場に出して戦う際は「勇気のおまもり」でHPを補強して上げると少し安心。200ダメージくらいのワザ、具体的にはドラパルトexの「ファントムダイブ」を耐えられるかどうかは大きな差になる。
採用枚数は0~2枚。攻守ともに使える便利なポケモンのどうぐなので、1枚は採用しておくと戦いやすい印象。
ワザマシン エヴォリューション

サーナイトexを準備するための要。
「サイコエンブレイス」が使えるようになるまでに使いたいワザは、この「エヴォリューション」かキルリアの「コールサイン」。どちらか使えるほうを使って、サーナイトexを準備していきたい。「ペパー」や「シークレットボックス」が使えれば「エヴォリューション」が狙いやすく、確実にサーナイトexへと近づくことができる。
プルリルやスボミーを採用している場合は、「うみのかげ」や「むずむずかふん」でグッズロックを仕掛ける選択肢も生まれる。どちらを優先するかはケースバイケースだが、自分は概ね以下のように判断している。
「エヴォリューション」を優先するケース
- 自分の手札的に、「エヴォリューション」しないとサーナイトexを出せないとき
- 相手のベンチに十分ポケモンが並んでいるとき(相手が、もうボール系のカードを使わなさそうなので)
「うみのかげ」「むずむずかふん」を優先するケース
- 「エヴォリューション」しなくてもサーナイトexにまでたどり着けそうなとき
- 相手のベンチにポケモンが並んでいないとき(ボール系のカードを止めたいので)
- 相手の手札にエネルギーがなさそうなとき(「大地の器」を止めたいので)
ワザマシン デヴォリューション

高HPの進化ポケモンexを倒す手段。「アドレナブレイン」やポケモンたちのワザでダメカンを乗せておくことで、「デヴォリューション」で退化した際にダメカンの数が最大HPを超え、相手ポケモンをきぜつさせることができる。
狙いたいのは、進化ポケモンex複数匹を同時に「デヴォリューション」できぜつさせること。相手のアタッカーを場から消し、次の番に相手が攻撃できない状態を作りたい。「アドレナブレイン」を上手く使ってダメカンを調節しよう。相手のデッキにもマシマシラが採用されている場合は「アドレナブレイン」でダメカンをこっちに戻されてしまうので、マシマシラの数を並べてダメカンの乗せあいを制するか、クレッフィの特性「いたずらロック」で相手のマシマシラの特性を止めて対策したい。
また、相手が「ふしぎなアメ」で2進化ポケモンを場に出していればチャンス。単に「デヴォリューション」でたねポケモンに戻すだけでも、相手は再び「ふしぎなアメ」を使わなければ進化できないので復帰が遅れる可能性がある。また、たねポケモンは概ねHPが低いので、「アドレナブレイン」でダメカンを乗せる場合も少ないダメカンですむ。
重力玉

ワザが使えないような相手のポケモンを「カウンターキャッチャー」でバトル場に呼び出し、「重力玉」でにげるためのエネルギーを増やすことで、相手がワザを使えず逃げることもできないような盤面を作ることができる。1回でも自分の番を作ることができれば、「アドレナブレイン」を使える番を増やし、逆転に繋げることができる。
逃げるためのエネルギーをなくすラティアスexの特性「スカイライン」には「重力玉」の効果を無効化されてしまうが、こちらもクレッフィの「いたずらロック」があれば「スカイライン」を無効化することができる。ラティアスexはワザが使えない(デッキに基本超エネルギーが採用されていない)ことも多いので、こちらにクレッフィが居る場合はバトル場に呼び出したいポケモンの筆頭。
自分のポケモンのにげるためのエネルギーを増やす効果も、メリットになりうる。例えばサーナイトexに貼っていれば、サーナイトexがにげるためのエネルギーが3個になるので、「サイコエンブレイス」でエネルギーを3枚貼って逃げ、エネルギーを全てトラッシュに戻しながら60ダメカンを生みだすことができる。ほかのポケモンに「サイコエンブレイス」するエネルギーを温存しながら多くダメカンを生みだして「アドレナブレイン」に利用できるのが強い。
上記のとおり面白い使い方ができるカードだが、活躍できる場面は限られるため採用はあまり多くない。
ナモのみ

悪ポケモンから受けるダメージを1回限り軽減できるポケモンのどうぐ。
主に、マリィのオーロンゲex対策として採用されることがある。ワザ「シャドーバレット」のダメージが180、弱点を突かれて360なので、メガサーナイトex(HP360)が一撃で倒されてしまう。「ナモのみ」があると、弱点の×2倍を計算してからダメージを-60するので、ダメージは180×2-60の300となり、メガサーナイトexが一撃耐えることができるようになる。倒されるとサイドを3枚取られるメガサーナイトexにとってはこの一撃の差は非常に大きい。
マリィのオーロンゲexデッキには間違いなくマシマシラがいるので、「アドレナブレイン」でダメカンを追加されると耐えられなくなる。ダメカンの乗っている相手のポケモンを先に倒したりして、ダメカンの数を調節しておく必要はあるだろう。
ダメージ計算参考:上級プレイヤー用ルールガイド Ver .3.4
サポート
ペパー

サーナイトexデッキに採用されるサポートのなかでは唯一、山札から手札に加えるカードを選ぶことができるサポート。「ペパー」があれば、序盤に「シークレットボックス」や「ワザマシン エヴォリューション」にアクセスできる可能性が飛躍的に高まる。
安定を求めるなら「ペパー」、爆発力を求めるならその他(「博士の研究」、「リーリエの決心」)という印象。特に「シークレットボックス」を採用している場合、序盤に「シークレットボックス」から「エヴォリューション」を使いつつ、同時に「ミステリーガーデン」やサポートを手札に加えることで次の番以降の動きをスムーズにできるのは非常に大きい。
中盤以降も「大地の器」や「勇気のお守り」が欲しいので腐りづらい。「ペパー」を使いながらでも「リスタート」や「ミステリーガーデン」で手札を補充できるので、「ペパー」しかサポートが引けなくても安心。
博士の研究

手札を補充する効果としては最強クラスのサポート。「リーリエの決心」と役割が似ている。
「博士の研究」のメリット
- 基本超エネルギーをトラッシュできる
- 不要なカードをトラッシュし、デッキを圧縮できる
「リーリエの決心」のメリット
- サイドを取得していない状態では、引ける枚数が多い(8枚)
- 温存したいカードをトラッシュせず山に戻せる
(「ワザマシン デヴォリューション」、基本悪エネルギーなど)
「ペパー」を採用しない場合は、「博士の研究」と「リーリエの決心」を両方採用し、ドロー系サポートの総枚数を10枚程度とすることが多い。「ペパー」を採用する場合はどちらかを選ぶか、枚数を減らして両方採用することになる。「シークレットボックス」がある場合は、サポートを山札から選んで手札に加えられるので、両方採用しておくとそのときの手札に合わせてサポートが選べるので便利。
個人的にも、サポートの配分はどれが強いのか答えが出せないところ。難しい…
ナンジャモ

序盤に使えばドローサポートになり、終盤に使えば相手の手札を減らして行動を制限することができる万能サポート。
「ナンジャモ」で相手の手札を減らすメリット
- 相手が攻撃できないターンを作り、「アドレナブレイン」の回数やワザを使う回数を増やす
- 相手が「ボスの指令」を引く可能性を下げ、非exポケモンを押し付けてサイド2枚取られることを防ぐ
- 「デヴォリューション」「ほえさけぶ」と合わせ、相手の重要なポケモンを倒した状態から復帰させ辛くする
基本的にサイド差を逆転して勝ちに行くサーナイトexデッキにおいて、逆転のきっかけとなる「ナンジャモ」は必須のサポートと考えられる。
リーリエの決心

手札を山札に戻し、6枚または8枚山札から引く強力なサポート。「博士の研究」との比較は「博士の研究」の項にて。
サーナイトexデッキは「エヴォリューション」「コールサイン」などから入ることが多いので、「リーリエの決心」で8枚山札を引ける期間(自分がサイドを取っていない期間)が長く、その点相性がよい。
ボスの指令

「カウンターキャッチャー」との選択になる裏呼び(相手のベンチポケモンをバトル場に呼び出す)手段。「カウンターキャッチャー」との比較は「カウンターキャッチャー」の項にて。
スタジアム
ボウルタウン

ラルトスをはじめ、マシマシラやサケブシッポなど、非exポケモンを並べることが重要なため「ボウルタウン」は非常に強力。
最近は「ミステリーガーデン」に枠を取られがちではあるが、そもそもの「ミステリーガーデン」を使うためにもベンチにポケモンを並べる必要があることや、グッズロックされたときのことなどを考えると「ボウルタウン」は依然として強力。
「ボウルタウン」と「ミステリーガーデン」の採用枚数
「メガブレイブ・メガシンフォニア」発売直後は「ボウルタウン」1枚と「ミステリーガーデン」2枚が主流だった。
最近では「ボウルタウン」の採用が増え、2枚ずつの採用や「ミステリーガーデン」を不採用とする構築が増えている印象。「ミステリーガーデン」のドロー効果は間違いなく強力だが、「ボウルタウン」の枚数が多いほうがポケモンを展開しやすく、序盤が安定する。
「むずむずかふん」でグッズロックしてくるスボミーが増加しているのも、「ボウルタウン」が欲しい理由の一つ。
ミステリーガーデン

非常に強力なドロー効果を持つスタジアム。サポートに加えて「ミステリーガーデン」の効果を使って山札を一気に引き進めたり、サポートが引けていないときに「ミステリーガーデン」の効果でサポートを引きに行ったりと、デッキの安定性を高めてくれる。
超エネルギーをトラッシュして「サイコエンブレイス」に利用することもできる、サーナイトexデッキとは非常に効果の噛み合った1枚。
エネルギー
基本エネルギー


基本超エネルギーは純正サーナイトexでは7枚がテンプレート。メガサーナイトexが入ると、「メガシンフォニア」で350ダメージ(2進化ポケモンex)を倒せるようになるのがエネルギー7枚なので、1枚のサイド落ちを考慮して8枚採用が動かしやすい。
基本悪エネルギーは、基本的にマシマシラと同数。
ACE SPEC
シークレットボックス

最も安定してデッキを回せるようになるACE SPEC。
序盤に使うと、「なかよしポフィン」または「大地の器」+「ワザマシン エヴォリューション」に、サポートとスタジアムまで付いてくるので、動き出しがめちゃくちゃ安定する。だいたい「シークレットボックス」を使うと手札の枚数が少なくなっているので、サポートとしては「博士の研究」か「リーリエの決心」が使えると嬉しい。
「ペパー」を採用しない型であれば、序盤に使える可能性は高くないが、中盤以降の引いたタイミングで使っても非常に強い。ベンチにポケモンも展開できているころなので、「ミステリーガーデン」を手札に加えられるのが嬉しい。
使うためには3枚手札をトラッシュする必要がある。基本超エネルギーをトラッシュできればもちろん嬉しいが、余剰なサポートやボール系のカードをトラッシュしておくためにも使える。
ヒーローマント

メガサーナイトexに付けて超耐久を実現し、「メガシンフォニア」を連打するのがメインの使い方。もちろんフワンテやサケブシッポに付けて大ダメージの「バルーンボム」や「ほえさけぶ」を狙うこともできる。
レガシーエネルギー

取られるサイドを1枚少なくできる特殊エネルギー。メガサーナイトexの、倒されたときにサイドが3枚取られる弱点を緩和することができる。
すべてのタイプのエネルギーとして働くため、「メガシンフォニア」の打点をプラスできることや、ポケモンのどうぐである「ヒーローマント」に比べて無効化されにくいことが長所。
テクニック集
「にげる」でトラッシュのエネルギーを節約する
基本のテクニック。バトルポケモンに「サイコエンブレイス」でエネルギーを付けてからにげることで、エネルギーをトラッシュに戻しながら「アドレナブレイン」のためのダメカンを用意することができる。
このために、にげるためのエネルギーが多いサーナイトex(2枚)を活用することが多い。他のポケモンが倒されたあとはいったんサーナイトexをバトル場に出し、「サイコエンブレイス」でエネルギーを2個付けてから逃がすことで、エネルギーをトラッシュから減らさずにダメカン4つが生成できる。このダメカンを「アドレナブレイン」に使おう。
「サイコエンブレイス」とワザのダメージ

「サイコエンブレイス」が何回使えるかどうかが、ワザで与えられるダメージに直結する。トラッシュのエネルギーの枚数を把握しておき、どのポケモンを倒すかを考えよう。
「アドレナブレイン」のダメカンの乗せ方
「アドレナブレイン」でどのポケモンにダメカンを乗せるかは、サーナイトexデッキの難しいポイントの一つ。以下に、いくつか使い方を紹介する。
- 「ミラクルフォース」で倒せるようにダメージを与えておく
サーナイトexの「ミラクルフォース」190ダメージが、このデッキの基本的な打点。「アドレナブレイン」でダメージを追加してポケモンexを倒したり、後々の「ミラクルフォース」で倒せるように、相手のポケモンexのHPを削っておいたりするのが有効。 - 「デヴォリューション」で倒せるようにダメージを与えておく
「デヴォリューション」で進化前のポケモンに戻すことで、「アドレナブレイン」のダメージだけでも相手のポケモンを倒すことができる。先にダメカンを乗せておき、「デヴォリューション」で一気に倒そう。 - 「アドレナブレイン」で倒せるようにダメージを与えておく
相手の進化しないポケモンなどは、「アドレナブレイン」の恰好の的。ダメカンを乗せておき、こちらが取りたいタイミングでサイドを取れるようにしておこう。
まとめ
この記事では、サーナイトexデッキの使い方を初心者向けに解説した。ぜひ使ってみてほしい。
気になる点や疑問点があればXまで。サーナイトexマスターの助言も募集してます。アドバイス貰えると嬉しいです。
記事の内容について匿名でもメッセージを送れるよう、マシュマロを設置してみました。
下のリンクから匿名でメッセージが送れます。



