この記事では、ポケモンカードゲーム スカーレット・バイオレットおよびMEGAシリーズに登場する特殊エネルギーについて、概要やよくある疑問を解説する。
新レギュレーション(2026年1月23日~)で利用できる特殊エネルギーの一覧も掲載。
この記事は、H・I・Jレギュレーション(2026年1月23日~)に関する内容が中心です。
特殊エネルギーの概要
特殊エネルギー

基本エネルギー

カードの左上に「特殊エネルギー」と書かれているのが特殊エネルギー。カードの左上に「基本エネルギー」と書かれている基本エネルギーとは区別され、以下のような特徴を持つ。
特殊エネルギーの特徴
- 同名の特殊エネルギーは、ポケモンやトレーナーズと同様、デッキに最大4枚しか入れられない。※一方、基本エネルギーは、採用できる枚数に制限がない。
- 特殊エネルギーにはどのタイプとして働くか、エネルギー何個分として働くかが明記されており、その通りに働く。
「グロウ草エネルギー」:草エネルギー1個分。
「プリズムエネルギー」:ポケモンについているなら、無色エネルギー1個分。たねポケモンについているなら、すべてのタイプのエネルギー1個分。
「イグニッションエネルギー」:ポケモンについているなら、無色エネルギー1個分。進化ポケモンについているなら、無色エネルギー3個分。



特殊エネルギーが適用できない効果
特殊エネルギーは、「基本エネルギー」を対象とする効果を受けられない。
- 「エネルギー転送」や「夜のタンカ」で手札に加えられない。
- 「アカマツ」で選ぶことができない。



また、「基本エネルギー」を対象とする特性やワザに利用することもできない。
- メガフシギバナexの「ソーラートランス」で付け替えられない。
- バチュルの「バチュチャージ」で付けられない。
- ルナトーンの「ルナサイクル」でトラッシュできない。



特殊エネルギーが適用できる効果
「特殊エネルギー」を対象とする効果を受ける。
- 「ヒートバーナー」や「改造ハンマー」でトラッシュされる。
- チラチーノの「スペシャルころころ」のダメージが上がる。



また、単に「エネルギー」を対象とする効果も受けられる。
- 「トウコ」や「アクロマの執念」で手札に加えられる。
- テツノイサハexの「ラピッドバーニア」で付け替えられる。



ワザや特性の効果に「〇〇エネルギー」と記載がある場合は、特殊エネルギーでも条件を満たすことができる。
- 「プリズムエネルギー」を付けたイイネイヌは、悪エネルギーが必要な「アドレナパワー」が発動する。
- 「グロウ草エネルギー」を3枚付けたメガメガニウムexが使う「ジャイアントブーケ」は、草エネルギー3つを付けていることになるので220ダメージになる。




特殊エネルギーのよくある疑問
Q. 「プリズムエネルギー」と基本闘エネルギーが1枚ずつついているイイネイヌは、「アドレナパワー」の条件を満たしながら「グッドパンチ」を使える?
A. 使える。
「プリズムエネルギー」はすべてのタイプのエネルギー1個分として働いているので、悪エネルギーとして「アドレナパワー」の条件を満たすと同時に闘エネルギーとして「グッドパンチ」を使うためのエネルギーになることができる。

Q. コアルヒーの「しょうか」で、相手のバトル場のたねポケモンについている「プリズムエネルギー」はトラッシュできる?
A. トラッシュできる。
「プリズムエネルギー」はすべてのタイプのエネルギー1個分として働いているので、炎エネルギーをトラッシュする「しょうか」でトラッシュできる。

特殊エネルギー一覧
H・I・Jレギュレーションで使用できる特殊エネルギー(全15種)















H・I・Jレギュレーション:2026年1月23日~
ACE SPECの特殊エネルギー



デッキに1枚しか入れられないACE SPECのカードらしく、いずれも強力な効果を持っている。特殊エネルギーを破壊する効果で破壊されるとちょっと悲しい。
タイプを持つ特殊エネルギー






特定のタイプを持つ特殊エネルギー。それぞれ、そのタイプのポケモンに付けたときや、付けているときに働く強力な効果を持つ。
「基本エネルギー」を指定するカードには利用できないため、枚数の配分を考える必要がある。
グロウ草エネルギー

草ポケモンにつけると、最大HPが+20される。
1枚付けるだけでも相手の計算を狂わせられるが、複数枚付けてあげたり、他のHPを増やす手段と組み合わせるとより効果的。
オーガポン みどりのめんexの「みどりのまい」や、「むしとりセット」が基本草エネルギーを指定しているため、これらのカードとの噛み合いが悪い点だけが厳しいところ。草エネルギーを使うデッキには、だいたいどっちか入ってくるのである。
- オーガポン みどりのめんexの特性「みどりのまい」
- メガフシギバナexの特性「ソーラートランス」
- メガニウムの特性「おいしげる」
- メガヤンマexの特性「バズブースト」
- バチュルのワザ「バチュチャージ」
- グッズ「むしとりセット」
テレパス超エネルギー

手札から超ポケモンにつけたとき、山札から超タイプのたねポケモンを2匹までベンチに出す。
いわゆるボール系のカード(「ハイパーボール」や、「ポケパッド」)の代わりになる非常に強力な効果。なんなら、ボール系のカードたちと比較してもかなり強力な部類に入る効果だ。超ポケモンを使うデッキでは必須級のカード。
今のところ基本超エネルギーを指定するカードが多くないことも、「テレパス超エネルギー」が使いやすい理由の一つ。
- ダイゴのメタグロスexの特性「エクスブート」
- メガサーナイトexのワザ「あふれるねがい」
- フレフワンの特性「かおりあつめ」
- グッズ「ワンダーパッチ」
ロック闘エネルギー

闘ポケモンにつけると、相手のポケモンが使うワザの効果を受けなくなる。
「ワザの効果」とは、たとえばワザのついでに相手のバトルポケモンを特殊状態(どく、やけどなど)にしたり、相手のバトルポケモンについているエネルギーをトラッシュする効果のこと。そういった効果を無効化できる。
また、「ダメカンを〇〇乗せる」というような記載のあるワザも、ワザの効果でダメカンを乗せているので、「ロック闘エネルギー」で無効化できる。例えばドラパルトexの「ファントムダイブ」がベンチに乗せるダメカンや、フーディンの「ハンドパワー」によるダメカンなど。
- ルナトーンの特性「ルナサイクル」
- ガメノデスの特性「ストーンアームズ」
- ガチグマ アカツキの特性「けいけんそく」
- メガルカリオexのワザ「はどうづき」
- グッズ「ファイトゴング」
バブル水エネルギー

つけている水ポケモンが特殊状態にならなくなる。
マシマシラの「サイコトリップ」で混乱しなくなるのが一番嬉しいかなぁ。
すいません、他には思いつきませんでした。特殊状態、ベンチに戻ったり進化したりするだけでも解除されるので、敢えて特殊エネルギーで対策する必要があんまり・・・
- ブロスターの特性「バックリロード」
- メガゲッコウガexの特性「ひっさつしゅりけん」
- メガユキノオーexのワザ「アバランチハンマー」
マグネット鋼エネルギー

付けている鋼ポケモンが逃げるためのエネルギーが要らなくなる。
地味に便利な効果ではあるが、鋼タイプもなんだかんだ基本鋼エネルギーに頼りがちなのが気になるところではある。
- メタングの特性「メタルメーカー」
- ダイゴのメタグロスexの特性「エクスブート」
- ブリジュラスexの特性「ごうきんビルド」
- サポート「ジプソ」
ニトロ炎エネルギー

ワザの効果で「ニトロ炎エネルギー」をトラッシュしたとき、ワザのあとに手札に戻す。
メガリザードンたちを筆頭に、ワザの効果でエネルギーをトラッシュする炎ポケモンは多く噛み合いがよい。が、エネルギー加速手段であるエンブオーの「れっからんぶ」やオドリドリexの「エキサイトターボ」の対象にならないため、手札に戻ってきた「ニトロ炎エネルギー」は1枚ずつ貼っていくしかないのが厳しい。
「れっからんぶ」「エキサイトターボ」があれば手張り権は比較的余りやすいので、1枚くらい「ニトロ炎エネルギー」があってもよいのかもしれない。
- エンブオーの特性「れっからんぶ」
- オドリドリexの特性「エキサイトターボ」
- マフォクシーの特性「フレアマジック」
- グッズ「ヒートバーナー」
- サポート「ひふきやろう」
- サポート「ヒビキの冒険」
その他の特殊エネルギー






特殊エネルギーの関連カード
特殊エネルギーを手札に加えられるカード


エネルギーと一緒に手札に加えられるのは、「トウコ」が進化ポケモン、「アクロマの執念」がスタジアム。
多くのデッキには進化ポケモンのほうが採用されているので「トウコ」がよく使われるが、重要なスタジアムがあるデッキでは「アクロマの執念」も強い。
まとめ
この記事では、ポケモンカードゲーム スカーレット・バイオレットおよびMEGAシリーズに登場する特殊エネルギーについて、概要やよくある疑問を解説した。


