この記事では、拡張パック「ホワイトフレア」収録のエルフーンexを使ったデッキを紹介する。
デッキの中心となるカード
エルフーンex

ワザ「エナジーギフト」
山札から基本エネルギーを3枚まで選び、自分のポケモンに好きなように付けるワザ。
基本エネルギーであればタイプを問わず、エネルギーの付け方も自由に選ぶことができる。非常に自由度の高い、小回りの利くワザだ。
ワザを使ったあとのエルフーンexが倒されるとサイドを2枚取られてしまうのが難点だが、相手の攻撃を耐えることさえできれば、にげるためのエネルギーが0なことを活かしてにげ、エネルギーを付けたベンチポケモンにバトンタッチすることができる。
ワザ「ワンダーコットン」
相手の手札を見て、トレーナーズの枚数×50ダメージを与えるワザ。
ダメージの確実性には欠けるワザだが、場合によってはそれなりのダメージが期待できる。エルフーンexが草タイプなので、草タイプで弱点を突けるポケモン(リザードンexや、マリィのオーロンゲexなど)であれば倒しやすい。
また、相手の手札を見て情報を得られるのも便利。「エナジーギフト」を使ったあとは、にげるのではなく「ワンダーコットン」を使うのも楽しそうだ。相手の手札を見つつ、もしかしたら相手のバトルポケモンも倒せるかもしれない。
エルフーンex × リククラゲexデッキ
デッキレシピ

デッキコード「YJ4YG8-LPgICB-cccJ8D」
レギュレーション「Gレギュレーション(G・H・I)」
環境「ブラックボルト・ホワイトフレア」
デッキの回し方
リククラゲexの特性とワザを活かそう

今回、カギとなるのはリククラゲexの特性「まもりのきんし」とワザ「コロニーラッシュ」。どちらも、自分のポケモンにエネルギーがついていることで真価を発揮する。
「まもりのきんし」は、エネルギーがついた自分のポケモンを、相手ポケモンのワザの効果から守る特性。例えば、ドラパルトexの「ファントムダイブ」の効果で乗せるダメカン6個を防ぐことができる。
「コロニーラッシュ」は、草エネルギーがついている自分のベンチポケモンの数だけダメージが上がるワザ。ベンチポケモン5匹全員にエネルギーがついていれば、280ダメージになる。スタジアム「ゼロの大空洞」でベンチポケモンの数を増やせばさらにダメージが上がり、2進化ポケモンexさえも一撃で倒すことが可能だ。
エルフーンexの「エナジーギフト」でエネルギーをたくさんつけよう

リククラゲexの特性とワザを活かすため、ベンチポケモンにエネルギーをたくさんつける必要がある。エルフーンexの「エナジーギフト」で、ベンチポケモンたちにエネルギーを付けよう。
また、リククラゲexがワザを使うためにも2つの基本草エネルギーが必要だ。そこも「エナジーギフト」で補いたい。
「エナジーギフト」だけではベンチポケモン全員に草エネルギーを付けることが難しければ、オーガポン みどりのめんexの出番だ。特性「みどりのまい」で、手札から自分にエネルギーを付けることができる。おまけに山札も1枚引くことができ、手札の補充にも役立つ。
デッキをサポートするカード
リククラゲ

リククラゲexと同様、ノノクラゲから進化できる。
特性「ねんきんコロニー」は、相手のトラッシュのカードが相手の特性またはトレーナーズの効果で手札に加えられなくなる効果。多くのデッキに採用されるグッズ「夜のタンカ」を封じられるのが大きい。
ベンチにいるだけで効果が働くので、余裕ができたらノノクラゲを1匹こちらのリククラゲに進化させ、相手を妨害しておきたいところだ。
マキシマムベルト

リククラゲexが通常出せる最大ダメージは280なので、300を超えるHPのポケモンが一撃で倒せない。そういったポケモンを倒すために「マキシマムベルト」を採用した。
「ペパー」から手札に加えられ、リククラゲexにつけるだけでポケモンexへのダメージが+50される。非常にお手軽なダメージアップ手段だ。
他に、「ゼロの大空洞」を使って6匹目のベンチポケモンを出し、草エネルギーを付けることでダメージをアップする手段もある。相手によって使い分けよう。
エルフーンex × キュレムexデッキ
デッキレシピ

デッキコード「MSpSpp-HYgPry-MSXy2U」
レギュレーション「G・H・I」
環境「ブラックボルト・ホワイトフレア」
解説記事
まとめ
この記事では、拡張パック「ホワイトフレア」収録のエルフーンexを使ったデッキを紹介した。ぜひ使ってみてほしい。