揺蕩うセイレーン「ブルンゲルex」デッキ解説【ホワイトフレア】

揺蕩うセイレーン「ブルンゲルex」デッキ【ホワイトフレア】 テーマデッキ

この記事では、拡張パック「ホワイトフレア」収録のブルンゲルexを使ったデッキを紹介する。

デッキの中心となるカード

ブルンゲルex

特性「うみののろい」

ブルンゲルexがバトル場にいる限り、相手はグッズが使えず、ポケモンのどうぐを付けることができなくなる。

昨今のポケカでは、グッズが使えない状態に対する対策として「ワザマシン エヴォリューション」を使ってポケモンを進化させることが主流となっていた。ブルンゲルexの「うみののろい」は「ワザマシン エヴォリューション」すら止め、相手の動きを大きく制限する。

また、ワザではなく特性であることも非常に強力。相手の動きを制限しながら自身のワザを使ってダメージを与えたり、自分が「ワザマシン エヴォリューション」や「ワザマシン エナジーターボ」でワザを使い、ベンチポケモンを育てたりすることができる。

バトル場にいないと特性が発動しないため、ブルンゲルex自身がバトル場に立ちワザを使いながら時間を稼ぐのが基本になる。が、フライゴンexの「ストームバック」やロケット団のクロバットexの「アサシンリターン」を利用し、相手の番にだけブルンゲルexをバトル場に出すような立ち回りも考えられる。

ワザ「パワープレス」

通常は80ダメージ、エネルギーが2個多くついているなら160ダメージになる。「うみののろい」で時間を稼いでいる間に与えられるダメージとしては十分だろう。

また、ブルンゲルexは超タイプなので、リーリエのピッピexの特性「フェアリーゾーン」でドラゴンタイプの弱点を突けるようにもなる。エネルギーが2個多くついた状態であればドラパルトex(HP320)の弱点をついて一撃で倒すことすら可能だ。

進化元はルリル(Pu)。進化後はルンゲル(Bu)。

名前の由来を調べても、ブ(Bu)になった理由がわからなかった。プルリルのプルはPull(引っ張る。人や船を海に引きずり込むエピソードがある)から来ている気がするから、進化してもプ(Pu)でよかったような気がするのだが・・・

ブルンゲルex × サザンドラexデッキ

デッキレシピ

デッキコードx84cxK-vqBzc2-G488cY
レギュレーション「Gレギュレーション(G・H・I)」
環境「ブラックボルト・ホワイトフレア」

デッキの回し方

相手のグッズを制限しながら「エヴォリューション」でベンチポケモンを育てよう

ブルンゲルexは特性で相手のグッズとポケモンのどうぐを制限するので、ワザが自由に使える。「ワザマシン エヴォリューション」の効果で「エヴォリューション」を使い、ベンチポケモンを育てよう。

対戦の開始時にプルリルがバトル場にいれば、プルリルもワザ「うみのかげ」でグッズを制限することができる。プルリル以外がバトル場にいたなら、バトルポケモンを「ふうせん」で逃がしてスボミーの「むずむずかふん」でグッズロックをしかけよう。

いずれにせよ、相手にグッズを全く使わせないままこちらの準備を進めることができる。

サザンドラexを育て、必殺の「オブシディアン」を決めよう

今回、ブルンゲルexの時間稼ぎを活かすため、育てるのに時間がかかるが育ってしまえば超強いサザンドラex(テラスタルのほう)を相棒に選んだ。

「エヴォリューション」で進化させ、少しずつエネルギーを付けていこう。ネイティオの特性「アカシックセンス」や、「がくしゅうそうち」を上手く使ってエネルギーを溜めていく必要がある。ACE SPECの「ネオアッパーエネルギー」も活用したい。

重いようにエネルギーがつけられなかったときや、相手のベンチにシェイミや「テラスタル」のポケモンがいて「オブシディアン」のダメージが通らないときは、もう一つのワザ「クラッシュヘッズ」の出番だ。こちらはエネルギー2個で手軽に使え、中程度のダメージを与えながら相手の山札を削って妨害することができる。

デッキをサポートするカード

ネイティオ

特性「アカシックセンス」で、ベンチポケモンに超エネルギーを付けながら山札を引くことができる。ブルンゲルexやサザンドラexにエネルギーを付けよう。

余裕があれば序盤からベンチに1匹用意しておきたい。「なかよしポフィン」でモノズと一緒にネイティを出し、「エヴォリューション」でまとめて進化するのがよいだろう。

「トウコ」を使うと、進化ポケモンであるネイティオ自身を手札に加えつつ「アカシックセンス」するための超エネルギーも手札に加えられる。

ネオアッパーエネルギー

サザンドラexにつけることで、「オブシディアン」を撃ちやすくするACE SPEC。

「オブシディアン」は4枚というエネルギー要求も重たいが、その中で3タイプのエネルギーを用意しないといけないのも大変だ。「ネオアッパーエネルギー」はすべてのタイプのエネルギー2個ぶんとして働くので、タイプの要件はこれだけでほとんど満たすことができる。

「アカマツ」や「アカシックセンス」のようなエネルギー加速手段と同時に使って一気にエネルギーを付け、相手の意表をつくのも面白い。

ブルンゲルex × ダイゴのメタグロスexデッキ

デッキレシピ

デッキコードJYcGGc-7x0htx-4Y848J
レギュレーション「Gレギュレーション(G・H・I)」
環境「ブラックボルト・ホワイトフレア」

解説記事

まとめ

この記事では、拡張パック「ホワイトフレア」収録のブルンゲルexを使ったデッキを紹介した。ぜひ使ってみてほしい。